ADHDの私が受け入れないといけない事実
本当はもう少し早めに次の仕事探さないといけないな、と思いつつコロナの影響もあり、なかなか求職活動に踏み出せなかったアミメです。
今回は大学生のころの私に伝えたい、仕事を探すのならこの受け入れるべき事実を、自戒をこめて語ります。
ADHDの私が受け入れがたい事実①
大多数の日本人に、あなたは受けいれられることはない
好奇心を重視し、改革を好むあなたは、保守的な人には受け入れがたいです。
警戒感なく近づき、手ひどく痛めつけられるということは、これまで何度もあったでしょう。
残念ながら、あなたは多くの人に好かれるタイプではない。
だからといってあなたを好きでいてくれる人がゼロというわけではない。
味方や友達を求めるのなら、他の人と比べて、戦略的に行動をしなければいけないというだけの話です。
そして多少傷ついてもへこたれない、ちょっとの覚悟を持ちましょう。
多少の傷は、人生のスパイスだと楽しめるぐらいの余裕があると上出来です。
しかしあなたの先入観無く相手にかかわれるという面は、短所であり長所です。
大切なのは、裏切ってきた相手の負の面も受け入れる度量を持つこと。
それでも分かりあえない相手がいるということ。
ときには戦わなければいけない場面があるということ。
それらすべてに、あらかじめ用意をしておくことができるということ。
開放的なあなただからこそ、あなたにしかできない人とのかかわりかたがあると思います。
もう保守的な人と同じふりをするのはやめなさい。
ADHDの私が受け入れがたい事実②
あなたは、自分のしたいことにしか本気になれない
残念ながら、あなたは自分のしたいことにしか本気になれません。
仕事をしていても、頭のどこかで、物語を空想しているでしょう。
ただでさえ他の人よりも仕事ができないのに、そういうことを考えてしまうと、さらに仕事が遅くなります。
まずは給与が安くてもいいので、「残業がなく空き時間もある」かつ「自分が無理せずできる」仕事を探しなさい。
そして社会に必要とされるよう、スキルを高めなさい。
そのスキルと自分のしたいことを組み合わせて、企業にアピールするようにしましょう。
もしかしたら大失敗するかもしれません。でもADHDの私が、健常者と同じようにお金を稼ぐにはそれしかありません。
自分の道は、自分で作る覚悟を持ちなさい。
ADHDの私が受け入れがたい事実③
スキルをあげるためにたくさんの教育サービスはあるが、そのほとんどはあなたに合わない
学校に通っていて気づいたでしょうが、あなたには一般の勉強が肌にはあいません。
高校も大学もなんとか卒業しましたが、つらくてしかたなかったでしょう。
あなたは自分に合った効率的な勉強方法を、自分で編みだしていかなければなりません。
当然、「仕事のあっ旋」など教育サービスに付属するメリットも捨てることになります。
それらのメリットを、自分で獲得する方法も探さなければなりません。
でもあなた、そういうこと考えるの好きでしょう?
ADHDの私が受け入れがたい事実④
エージェントサービスなど就職を助けるサービスもたくさんあるが、そのほとんどはあなたに合わない
同じようにエージェントサービスなどの就職サービスの多くもあなたの肌に合いません。
一般的にみて、社会的なあなたの価値はゴミです。
エージェントも、ゴミとしてあなたを判断し、微妙な職場しか紹介してくれません。
そもそもエージェントは、企業から紹介料をもらうのが仕事ですから、あなたのことを本当に考えて動いてくれるわけではありません。
自分が働く企業は、自分で探すように習慣づけましょう。
ADHDの私が受け入れがたい事実⑤
周囲のアドバイスのほとんどは、役に立たない。自分の人生は、自分で決めて戦うしかない
周囲の人は、分かったようにあなたにアドバイスをします。当然そのほとんどは、役に立ちません。
30歳の私は、これまで様々なアドバイスに従い活動していましたが、そのすべてに失敗しました。
周囲の人で一人も、私がADHDだと気づいてくれる人はいませんでした。
結局、違和感を解明しようと病院に受診した私が一番正しかったです。
(私の健常者への擬態がうますぎた、と誇るべきところなのかもしれません)
アドバイスというものは、多くの場合、その人の人生経験から導き出されたものです。
多くの人とズレている私には、それらのアドバイスは参考になりません。
どうしても気になることをいわれたのなら、そのアドバイスはいったん家に持ち帰りましょう。
どの程度信ぴょう性があるのか、データを集めて、客観的に判断するとよいでしょう。
こちらを思っての言葉だとしても、盲目的に信じてはいけません。
ADHDの私が受け入れがたい事実⑥
王道を外れた道を率先して歩まなければならない
人と違うあなたは、人と違う道を歩まなければなりません。
人と同じ道を歩いても待っているのは、失敗の連続とその人よりも劣る結果です。
欲しいものを明確にして、自分なりの獲得方法を模索しましょう。
最後に、私は無職のニートです。
だから上記の内容も、おそらくこうだろうという憶測で語っているところも多いです。
偉そうに語っていましたが、これらすべてが合っているのか正直分かりません。
もしかしたら40歳の私から、これらに反論する連絡がくるかもしれません。
どちらにせよ30歳の私からのこの連絡も、40歳の私からの連絡も、信じすぎないように注意してください。
あなたの道はあなたが決めなさい。